《本体レビュー》[Room Style]プレミアムソフト抱き枕

Room Styleより販売されているプレミアムソフト抱き枕のレビューです。
先日、某所で話題に上がっていたので早速購入してみました。^^

最近になって一般向けの抱き枕を扱うショップでも別に販売されている抱き枕カバーをセットして使うことを主眼に置いた抱き枕本体を扱うところが増えてきたようです。
今回はその中の一つとして注目に上がったRoom Styleにて販売されているプレミアムソフト抱き枕を注文してみました。

この抱き枕本体は長さ違いで3種類あり、価格はそれぞれ
プレミアムソフト抱き枕(150×50cmタイプ) … ¥4,280 (税込)
プレミアムソフト抱き枕(160×50cmタイプ) … ¥4,590 (税込)
プレミアムソフト抱き枕(170×50cmタイプ) … ¥4,890 (税込)

となっています。いずれも4000円台と生地に伸縮素材を使ったモノの中ではなかりリーズナブルかと思います。
※中綿の増減指定は不可

尚、同店ではこれ以外に側生地が伸縮しない素材で作られた抱き枕本体も多数販売されています。
(以前紹介した事のあるクッションアラカルトのものより更にサイズのバリエーションが豊富なようです。)

注文から到着まで
今回はその中より一番大きなプレミアムソフト抱き枕(170×50cmタイプ)を注文してみました。
(大は小を兼ねるという事で少し大きめを注文してみたのですが、予想以上に大きかったのでぴったりのサイズを注文しても良かったも…)

注文自体は10/2(土)に行いましたが、平日しか営業していないショップだったようで翌営業日の10/4(月)の午前に受理され、その日の午後3時には発送したというメールが届きました。
発送元が京都ということで、関東圏には翌日の夕刻には到着していたようです。(自分は早い時間帯を着時間に指定していた為、翌々日の受取となってしまいました。)

梱包状態
本体自体は非常にコンパクト…とは言っても60cm四方近くある大きなモノが届きました。箱は無地の段ボール箱(57×55×16cm)で、中は圧縮された抱き枕本体が3つ折り状態で梱包されてました。(※箱のサイズ自体はA&J製抱き枕本体の梱包とほぼ同じです。)
圧縮本体は水濡れ防止のためか、さらにポリ袋に入れられた状態で入ってました。他には納品書と簡単な取扱説明書も入ってました。
梱包状態 開梱状態
尚、圧縮袋及び本体には品質用事になるようなモノは一切付いてませんでした。(唯一サイズを示すシールのみ。)

外観
開封するとすぐに膨らみ始め、10分もすればかなり膨らんだ状態になりました。
この状態で実測サイズは側面(縫い目沿い)測りで172×53cm、胴回りが104cm、縦方向膨らみ沿い測りで180cmありました。中央部の厚さは約25cm。
※その後、特にもみほぐすなどのことはせずしばらく(数日)放置した後で改めて胴回りを測り直したら110cmありました。
圧縮状態 開封状態
重さは約2.8kgありました。(重さは体重計を使用したためあまり正確ではないです。誤差±0.2kg程)
重量的にはDHR4000より少し重たいぐらい。(縦が若干長いのでそれを加味しても少し重たいかな?)

補足10/13:本日150×50cmタイプが届きました。実測サイズは圧縮状態で151×58cm、開封後側面測りで158×58cm、縦膨らみ沿い測り163cm、胴回り最大118cm、重さ約2.4kgありました。こちらの本体を使ったレポートはまた後日追記します。

本体は上下とも完全に縫い綴じられた状態で、ファスナー等は付いてませんでした。
本体上部 本体下部
起毛具合 胴回りの大きさ

実測データ(10/16追記)

販売タイプ 150×50 160×50 170×50
側面測り 158×53cm 167×53cm 172×53cm
胴回り 118cm 113cm 110cm
縦膨らみ測り 163cm 176cm 180cm
中央部厚さ 25~28cm 25~28cm
重さ 約2.4kg 約2.8kg

※160×50cmは購入してないので他の方のレポートより引用しました。

これはあくまでも参考データであり、実際の製品には個体差があるので注意。
(綿詰め及び縫製は手作業と思われるのでかなりばらつきがあると思われます。)

表面の状態
組成自体は商品情報より
側生地:綿94% ポリウレタン6%
カラー:ホワイト (伸縮性のあるニット生地使用)
中身:ポリエステル 100% (※シリコンわた)

側生地は薄いポリウレタン入りのニット生地で上下左右によく伸びます。生地的にはBrainPOLICE製のツーウェイストレッチやツーウェイストレッチスムースに近い感じです。(2WTよりもよく伸びるかも)
ただ、表面は若干毛足長めの起毛があり撫でるとかなりソフトな感触で、そのまま抱いてもかなり気持ちいいさわり心地です。

…とは言っても毛足が長い分ホコリも付きやすく取りづらいので、さっさとカバーを付けて使用した方が良さそうです。(一応丸洗いも可能なようですが、乾燥させるのにかなり苦労すると思うのであまりオススメしません。)

また毛足が長いのに加えて本体もかなり膨れた状態になっているので、カバーをセットするにはかなり苦労します。

本体の柔らかさ
本体はDHR4000並みの重さと中綿の詰まり具合でしたが、柔らかさに関しては多少張りは感じられますがDHR4000よりは柔らかくむにゅむにゅした感触で、真マジカル本体DHR3000に近い印象です。(P80製ふにプニでは中綿3~4割増量相当?)
※本体単体ですとむにゅむにゅなのですが、多少仕様より膨れている分カバーを付けると締め付けられて、カバーの生地によっては少し硬めな印象になってしまうかもしれません。

カバーを付ける
本体の側生地が伸縮性のある生地なので、カバーの方も伸縮性のあるスムースニットやツーウェイトリコット、ロイカ生地等をオススメします。

本体は仕様サイズよりかなり膨れた状態なのに加えて、スムース生地で起毛もあるので滑りがかなり悪く、カバーをセットする作業はかなり苦労しました。(感覚としてはスムース本体(DHS1000)に近いです。)

サテンやスエード系のツルツルしたカバーであれば楽なのでしょうが、スムースや2WT系のカバーの場合は滑りが悪いので少しずつ入れていくしかありません。
また、入れるときの注意点としては、滑りが悪い分張りが不均一になりやすいので、そこら辺を注意して張り具合を調整しながら入れていかなければなりません。他の本体であれば後からでもある程度生地をずらして補正できますが、この本体の場合は後からずらすことは難しいので要注意です。
※注意してないと一番上部のミミ(角)の部分が丸くなって先端まで綺麗に詰まった状態にならない事があるので注意。

ただ、側生地が滑らない分カバーを完全にセットした状態では他の本体より一体感が高まるのではないかと思います。

抱き心地
今回セットしたカバーはP80製2Wロイカ生地を使った170×50cmのものでしたが、パツパツに張った状態だと多少硬めな印象になってしまいました。
ただその分形状はかなり維持されるようで、横に寝かせても自立しそうなぐらいの硬さはありました。
それでも抱き抱えた時には多少反発は強いながらもむにゅむにゅした感触も味わえました。

耐久性
まだ使い始めたばかりなので結論を出すのはまだ早いのですが、中綿はシリコン綿であってもA&J製のように厳選された綿を使っているわけでは無さそうなので、中綿の耐久性に関してはそれより弱いのではないかと思います。
※自分はあまり強く抱きしめたりはしないのでヘタリはかなり遅いです。(使い始めて1年近く経つDHR4000も初期の張りのままですし、DHR3000とかでも初期の柔らかさを保ってますし…)

総評
この価格でこの感触が味わえるのはかなり良いんではないでしょうか?
耐久性などには若干疑問は残りますが、中綿は多めに詰まっている印象はあるので多少は長くは使えるのではないかと思います。

ただ、若干の問題点としては側生地の滑りが悪いのでカバーが付けづらいのと、中綿がへたった場合の補充などが出来ない点が挙げられます。(補充に関しては自由に出来る製品自体少ないのであまり問題ではありませんが)
これらの点をクリアしたいのであれば、もっと上位の本体をオススメします。(まちキャラ製やA&J製の抱き枕本体等)

※補足:150cmタイプも注文してみたので、後で170cmタイプでは入れられなかったカバーも試してみようかと思います。

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